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IFRS適用済・適用決定会社一覧 | 日本取引所グループ

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Academic year: 2018

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(1)

平成26年8月期  決算短信〔IFRS〕(連結)

        平成26年10月9日

上場会社名 株式会社 ファーストリテイリング 上場取引所  東

コード番号 9983 URL  http://www.fastretailing.com/jp/ 代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名)柳井  正

問合せ先責任者 (役職名) グループ上席執行役員 CFO (氏名)岡﨑  健 TEL  03-6865-0050 定時株主総会開催予定日 平成26年11月20日 配当支払開始予定日 平成26年11月21日

有価証券報告書提出予定日 平成26年11月25日     決算補足説明資料作成の有無:有  

決算説明会開催の有無      :有 (アナリスト向け)  

  (百万円未満切捨て)

1.平成26年8月期の連結業績(平成25年9月1日~平成26年8月31日)

(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)

 

  売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者に 帰属する当期利益

当期包括利益 合計額

  百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円

26年8月期 1,382,935 21.0 130,402 △2.8 135,470 △13.0 79,337 △26.2 74,546 △28.7 82,033 △61.2 25年8月期 1,142,971 134,101 155,732 107,474 104,595 211,550  

 

基本的1株当たり 当期利益

希薄化後 1株当たり当期利益

親会社所有者帰属持分 当期利益率

資産合計 税引前利益率

売上収益 営業利益率

  円 銭 円 銭

26年8月期 731.51 730.81 12.5 14.3 9.4

25年8月期 1,026.68 1,025.75 21.7 20.7 11.7

 

(参考)持分法による投資損益 26年8月期 - 百万円   25年8月期 - 百万円  

(2)連結財政状態

  資産合計 資本合計

親会社の所有者に 帰属する持分

親会社所有者 帰属持分比率

1株当たり親会社 所有者帰属持分

  百万円 百万円 百万円 円 銭

26年8月期 992,307 636,041 618,381 62.3 6,067.40

25年8月期 901,208 589,726 570,428 63.3 5,598.12

 

(3)連結キャッシュ・フローの状況  

営業活動による キャッシュ・フロー

投資活動による キャッシュ・フロー

財務活動による キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物 期末残高

  百万円 百万円 百万円 百万円

26年8月期 110,595 △56,323 △44,060 314,049

25年8月期 99,474 △62,584 △24,226 296,708

 

2.配当の状況  

年間配当金

配当金総額 (合計)

配当性向

(連結)

親会社所有者 帰属持分配当 率(連結)

第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計

  円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円

25年8月期 140.00 150.00 290.00 29,549 28.2 6.1

26年8月期 150.00 150.00 300.00 30,574 41.0 5.1

27年8月期(予想) 160.00 160.00 320.00   32.6  

 

3.平成27年8月期の連結業績予想(平成26年9月1日~平成27年8月31日)

  (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

 

  売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者に 帰属する当期利益

基本的1株当たり 当期利益

  百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭

第2四半期(累計) 890,000 120,000 120,000 72,000 67,000 657.39 通期 1,600,000 15.7 180,000 38.0 180,000 32.9 108,000 36.1 100,000 34.1 981.18  

(2)

(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無  

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更

①  IFRSにより要求される会計方針の変更:無

②  ①以外の会計方針の変更        :無

③  会計上の見積りの変更        :無  

(3)発行済株式数(普通株式)

①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 26年8月期 106,073,656 株 25年8月期 106,073,656 株

②  期末自己株式数 26年8月期 4,155,045 株 25年8月期 4,177,164 株

③  期中平均株式数 26年8月期 101,908,470 株 25年8月期 101,877,010 株  

(参考)個別業績の概要

1.平成26年8月期の個別業績(平成25年9月1日~平成26年8月31日)

(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)

 

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

  百万円 百万円 百万円 百万円

26年8月期 77,438 △15.4 43,477 △34.5 46,921 △38.7 23,336 △66.1

25年8月期 91,570 16.7 66,404 19.0 76,569 39.3 68,776 22.9

   

1株当たり 当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

  円 銭 円 銭

26年8月期 228.99 228.77

25年8月期 675.09 674.48

 

(2)個別財政状態

  総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

  百万円 百万円 円 銭

26年8月期 385,113 332,255 85.9 3,243.97

25年8月期 370,110 335,754 90.5 3,286.26

 

(参考)自己資本 26年8月期 330,620 百万円   25年8月期 334,857 百万円  

※  監査手続の実施状況に関する表示

この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、財務諸表に 対する監査手続が実施中です。

 

※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 (1) 国際会計基準(IFRS)の適用に関して

当社グループは平成26年8月31日に終了する連結会計年度よりIFRSを適用しております。なお、前年度の数値につき ましてもIFRSに準拠して開示しております。前連結会計年度におけるIFRSと日本基準との差異は、添付資料の「4. 連結財務諸表 (6)連結財務諸表に関する注記事項 11. 初度適用」をご参照ください。また、当年度のIFRSと日本基 準との差異については、本日開催の決算説明会におけるプレゼンテーション資料をご参照ください。

(2) 連結業績予想に関して

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断 する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

 

(3)

○添付資料の目次

1.経営成績・財政状態に関する分析 ……… 2

(1)経営成績に関する分析 ……… 2

(2)財政状態に関する分析 ……… 3

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… 4

2.企業集団の状況 ……… 5

3.経営方針 ……… 7

(1)会社の経営の基本方針 ……… 7

(2)目標とする経営指標 ……… 7

(3)中長期的な会社の経営戦略 ……… 7

(4)会社の対処すべき課題 ……… 7

(5)その他、会社の経営上重要な事項 ……… 7

4.連結財務諸表 (IFRS)……… 8

(1)連結財政状態計算書 ……… 8

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 10

(3)連結持分変動計算書 ……… 12

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 16

(5)継続企業の前提に関する注記 ……… 18

(6)連結財務諸表に関する注記事項 ……… 19

5.個別財務諸表 (日本基準)……… 48

(1)貸借対照表 ……… 48

(2)損益計算書 ……… 50

(3)株主資本等変動計算書 ……… 51

6.その他 ……… 53

役員の異動 ……… 53

- 1 -

(4)

1.経営成績・財政状態に関する分析

当社グループは当連結会計年度より、従来の日本基準に替えて国際会計基準(以下「IFRS」という)」を適用して おり、前年度の数値もIFRSベースに組み替えて比較分析を行っております。

 

(1) 経営成績に関する分析

当連結会計年度(平成25年9月1日~平成26年8月31日)の連結業績は、売上収益が1兆3,829億円(前年同期比 21.0%増)、営業利益は1,304億円(同2.8%減)、当期利益は793億円(同26.2%減)、親会社の所有者に帰属する 当期利益は745億円(同28.7%減)となりました。今般、営業利益が減益となった要因は、J Brand事業において減損 損失193億円、店舗の減損損失46億円を計上した影響によるものです。また、当期利益では、金融収益が前期の222億 円から今期は60億円に減少したことにより減益幅が大きくなっております。

国内ユニクロ、海外ユニクロのセグメントでは、増収増益を達成しており、特に、海外ユニクロ事業が大幅な増収 増益となっております。一方で、グローバルブランド事業では、J Brand事業の減損損失により、減益となりまし た。

当社グループは、中期ビジョンとして「世界No.1 アパレル製造小売グループとなる」ことを目標に、「グローバ ル化、グループ化、再ベンチャー化」を進めております。特に海外におけるユニクロ事業に力を注いでおり、出店を 加速する一方で、世界主要都市におけるグローバル旗艦店・繁盛店、大型店を出店し、ユニクロブランドの認知度を 高め、事業の基盤強化を図っております。また、グローバルブランド事業においても、ジーユー事業、セオリー事業 の積極的な事業の展開を図っております。

[国内ユニクロ事業]

国内ユニクロ事業の同期間の売上収益は7,156億円(同4.7%増)、営業利益は1,063億円(同11.6%増)と増収増 益となりました。増収となったのは、既存店売上高が1.9%増収となったこと、スクラップ&ビルドによる店舗の大型 化で1店舗当たりの売上収益が増加したことによります。8月期末の国内ユニクロの直営店舗数は831店舗(フラン チャイズ店21店舗除く)でした。既存店売上高1.9%増収の内訳は、客数が2.4%減、客単価が4.5%増となっており ます。売上総利益率は同2.6ポイント改善しておりますが、これは、春夏のコア商品や新商品の販売が好調だったこ とによります。売上販管費比率は同1.8ポイント上昇いたしました。これは主に、パート・アルバイトなどの店舗人 件費が増加したこと、定番商品の在庫を積み増したことによる物流費・倉庫費の増加によるものです。

[海外ユニクロ事業]

海外ユニクロ事業の同期間の売上収益は4,136億円(同64.7%増)、営業利益は329億円(同165.1%増)と、大幅な増 収増益となりました。特にグレーターチャイナ(中国・香港・台湾)、韓国、欧州は、好調な既存店売上高の伸びが 続いており、大幅な増収増益を達成しております。海外ユニクロ事業全体の8月期末の店舗数は、前年同期末比187 店舗増の633店舗まで拡大いたしました。

グレーターチャイナにおける同期間の業績は、大幅な増収増益となりました。8月期末の店舗数は374店舗に達し ております。韓国も、既存店売上高の増収が続き、計画を上回る増収増益となり、8月期末の店舗数は133店舗に達 しております。東南アジア・オセアニア地区では、増収増益を達成し、8月期末の店舗数は80店舗に達しておりま す。4月にオーストラリアのメルボルンへ初出店した1号店も順調な業績で推移しております。

米国事業では、上期の業績は好調に推移いたしましたが、下期は冷夏の影響と新規出店の前倒しによる経費増で、 赤字幅はほぼ前年並みとなっております。欧州事業(英国・フランス・ロシア・ドイツ)は増収増益を達成しておりま す。4月にドイツへ初出店したベルリンのグローバル旗艦店も順調な売上を達成しております。

[グローバルブランド事業]

グローバルブランド事業の同期間の売上収益は2,512億円(同21.8%増)、営業損失は41億円と増収減益となりま した。主な要因としては、J Brand事業の赤字継続により、減損損失193億円を計上したためです。

ジーユー事業の同期間の業績は増収減益となっております。下期は販売が苦戦し、在庫処分による値引き販売が増 加したことによります。セオリー事業の売上収益は増収、営業利益は若干の減益、コントワー・デ・コトニエ事業の

(5)

お客様からユニクロとジーユーの商品をお預かりし、服を必要とする人々に届ける「全商品リサイクル活動」で は、12カ国の店舗で累計3,213万点以上を回収し、48カ国に1,416万点(2014年8月末現在)を寄贈しております。 2014年4月から7月にかけて、お客様の難民キャンプへの想いをハート型のメッセージカードに書いていただき、服 と一緒にお預かりするキャンペーンを、国内ユニクロ全店で実施いたしました。1万枚以上のカードが集まり、服と ともに難民キャンプへお届けする予定です。

2009年から開始した「『届けよう、服のチカラ』プロジェクト」は、全国の学校で、子どもたちが中心となって

「全商品リサイクル活動」に取り組む活動です。当社の営業部従業員などが講師となり出張授業を実施しておりま す。多くの地域や学校で賛同をいただき、2014年4月から2015年3月にかけ、120校で約16,100名の生徒を対象に授 業を行っていきます。今後は、地域の学校と店舗が密にコミュニケーションを取り、ともに地域に貢献できるよう、 さらなる拡大を目指します。

バングラデシュでの貧困・雇用などの社会的課題の解決を目指す「ソーシャルビジネス」では、7月11日、首都ダ ッカで人気の商業施設「ジャムナ・フューチャー・パーク」に出店いたしました。8月末現在で9店舗を展開してお ります。

(次期の見通し)

通期の業績予想につきましては、売上収益1兆6,000億円(前期比15.7%増)、営業利益1,800億円(同38.0% 増)、税引前利益1,800億円(同32.9%増)、当期利益1,080億円(同36.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利 益1,000億円(同34.1%増)を予想しております。

また、各セグメントでは、いずれも増収増益を見込んでおります。2015年8月期末の店舗数は国内ユニクロ事業で 844店舗(フランチャイズ店含む)、海外ユニクロ事業で818店舗、グローバルブランド事業で1,353店舗、合計3,015 店舗に達する見込みです。

 

(2)財政状態に関する分析

(当連結会計年度末における資産、負債、資本の状況)

資産は、前期比910億円増加し、9,923億円となりました。これは主として、現金及び現金同等物の増加173億円、 棚卸資産の増加557億円、有形固定資産の増加230億円等によるものです。

負債は、前期比447億円増加し、3,562億円となりました。これは主として、買掛金及びその他の短期債務の増加 317億円、未払法人所得税の増加59億円、引当金の増加66億円等によるものです。

資本は、前期比463億円増加し、6,360億円となりました。これは主として、利益剰余金の増加439億円等によるも のです。

(キャッシュ・フローの状況)

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」と言います)は、前連結会計年度末に比べ、173 億円増加し、3,140億円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による収入は、前連結会計年度と比べ111億円増加し、1,105億円(前年同期比11.2%増)となりました。 これは主として、税引前利益1,354億円、減価償却費およびその他償却費308億円、法人税等の支払額655億円等によ るものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は、前連結会計年度と比べ62億円減少し、563億円(前年同期比10.0%減)となりま した。これは主として、有形固定資産の取得による支出414億円、無形資産の取得による支出75億円等によるもので す。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により支出した資金は、前連結会計年度と比べ198億円増加し、440億円(前年同期比81.9%増)となりま した。これは主として、配当金の支払額305億円、非支配持分からの子会社持分取得による支出60億円等によるもの です。

 

- 3 -

(6)

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題のひとつとして考え、恒常的な業績向上と、業績に応じ た適正な利益配分を継続的に実施することを基本方針としております。配当金につきましては、グループ事業の拡大 や収益向上のための資金需要、ならびに財務の健全性を考慮した上で、業績に連動した高配当を実施する方針です。 剰余金の配当につきましては、中間配当と期末配当の2回行うことを基本的な方針としております。

これらの配当は、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議に基づき行います。

当期の期末配当金につきましては、上記の方針ならびに当連結会計年度の業績結果を鑑み、1株当たり150円の配 当を実施する予定です。この結果、当期の年間配当金は既に実施しております中間配当金1株につき150円を含めま して、300円となる予定です。

なお、この配当は平成26年11月3日に開催予定の当社取締役会での決議、ならびに平成26年11月20日に開催予定の 第53期定時株主総会での報告を経て、実施する予定です。

また、次期の配当につきましては、1株当たり年間320円を予定しております。

内部留保金ならびにフリー・キャッシュフローにつきましては、グループ事業の拡充に向けたM&A投資や、グル ープ企業の事業基盤強化のための投融資に有効活用し、継続的かつ安定的な成長に努めてまいります。

(7)

2.企業集団の状況

当社グループは、株式会社ファーストリテイリング(当社)、連結子会社112社により構成されています。 当社グループの事業内容及び当社と主要な関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。

区分 会社名 報告セグメント

持株会社  ㈱ファーストリテイリング(当社) その他

主な連結子会社  

 ㈱ユニクロ(連結子会社)  国内ユニクロ事業

 UNIQLO EUROPE LIMITED(連結子会社)  海外ユニクロ事業

 迅銷(中国)商貿有限公司(連結子会社)  海外ユニクロ事業

 FRL Korea Co., LTD.(連結子会社)  海外ユニクロ事業  LLC UNIQLO (RUS)(連結子会社)  海外ユニクロ事業

 優衣庫商貿有限公司(連結子会社)  海外ユニクロ事業

 FAST RETAILING (SINGAPORE) PTE. LTD.(連結子会社)  海外ユニクロ事業  UNIQLO (THAILAND) COMPANY LIMITED(連結子会社)  海外ユニクロ事業  PT. FAST RETAILING INDONESIA(連結子会社)  海外ユニクロ事業  UNIQLO AUSTRALIA PTY LTD(連結子会社)  海外ユニクロ事業

 迅銷(上海)商業有限公司(連結子会社)  海外ユニクロ事業

 FAST RETAILING FRANCE S.A.S.(連結子会社)  グローバルブランド事業  Fast Retailing USA, Inc.(連結子会社)

 海外ユニクロ事業 /グローバルブランド事業  J Brand, Inc.(連結子会社)  グローバルブランド事業  ㈱ジェイブランド・ジャパン(連結子会社)  グローバルブランド事業

 ㈱ジーユー(連結子会社)  グローバルブランド事業

 ㈱リンク・セオリー・ジャパン(連結子会社)  グローバルブランド事業  コントワー・デ・コトニエ ジャパン㈱(連結子会社)  グローバルブランド事業

 他連結子会社94社

 海外ユニクロ事業 /グローバルブランド事業

/その他

(注) 1 ユニクロ事業とは、「ユニクロ」ブランドの国内・海外におけるカジュアル衣料品販売事業であります。 2 グローバルブランド事業とは、衣料品の国内・海外における企画、販売及び製造事業等であります。 3 「その他」の区分に含まれる事業は、不動産賃貸業等であります。

4 UNIQLO (U.K.) LIMITEDについては、当連結会計年度においてUNIQLO EUROPE LIMITEDへと社名変更をいたし ました。

 

- 5 -

(8)

[事業系統図]

(9)

3.経営方針

(1)会社の経営の基本方針

当社は、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というコーポレートステートメントを掲げています。企業 理念である「FAST RETAILING WAY」(FR WAY)に基づき、すべてのグループ会社が価値観を共有し、世界中の人々の 生活をより豊かにする本当に良い商品を企画・生産・販売することで、世界一のアパレル製造小売業(SPA)になる ことを目指しています。当社のFR WAYミッションとは、「今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあら ゆる人々に、本当に良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供すること。独自の企業活動を通じて人々の暮らしの充実に 貢献し、社会との調和ある発展を目指すこと」です。

 

(2)目標とする経営指標

経営の最優先課題の一つとして認識しているのが、継続的な収益の拡大です。経営の中期ビジョンとしては、グル ープ売上高5兆円、営業利益1兆円を目標としております。

 

(3)中長期的な会社の経営戦略

ファーストリテイリングは、世界一のアパレル製造小売業となることを目指し、国内ユニクロ事業の成長だけでな く、グローバルに展開するユニクロ事業、およびセオリー事業、ジーユー事業などのグローバルブランド事業を拡大 させていきます。当社は「グローバル化、グループ化、再ベンチャー化」の志のもと、グループの相乗効果を最大限 に追求する「グローバルワン」の経営体制を推進しております。また、服のビジネスを通したCSR活動も積極的に行 うことで、世界中の人々の生活に貢献する企業になりたいと考えております。

 

(4)会社の対処すべき課題

i) 「グローバルワン」の経営体制の推進

ユニクロ事業、その他の事業全てを統合する「グローバルワン」の経営体制を推進するため、東京、ニューヨー ク、パリ、上海、シンガポールを拠点とする各本部機能を強化

ii) ユニクロ事業のグローバル展開を加速

・ユニクロブランドが世界中で「高品質、リーズナブルな価格、ファッション性があるベーシックウエア」とし て、お客様から認知、支持されるためのグローバルマーケティングの構築

・今後の成長機会が最も大きいアジア市場で圧倒的なNo.1ブランドになるために、グレーターチャイナ(中国、 香港、台湾)およびその他アジアの市場での出店を加速

・米国市場では、東海岸、西海岸それぞれに100店舗のチェーン体制を早期に構築

・世界中の大都市にグローバル旗艦店、グローバル繁盛店および各エリアの中核店舗となる旗艦店を出店

・ユニクロの高品質・高機能の商品をさらに進化させるために、素材調達から商品開発力、生産、ディストリビュ ーションといった一連のアパレル製造小売業に関わる根本の仕組みを強化

・ニューヨークのR&Dセンターを増強し、特にウィメンズとキッズ・ベビーの商品の企画力を強化

・グローバルに展開する新しいインターネット販売の仕組みを構築

・ユニクロ事業のグローバル化を推進するグローバル人材の採用と育成 iii)国内ユニクロ事業では各店舗の販売力を強化

・スクラップ&ビルドにより1店舗あたりの売場面積を拡大するとともに、ブランドイメージを向上

・中期的には店舗販売員の半分を正社員化し、そのエリアのお客様のニーズに合う商品構成、マーケティングを強 化

iv) グローバルブランド事業の事業拡大

・ジーユー事業における低価格アパレルの商品開発・生産、出店、ローコストの経営ノウハウの構築

・セオリー事業、コントワー・デ・コトニエ事業、プリンセス タム・タム事業、J Brand事業では、相乗効果を追 求し、各ブランドがグローバルで展開するビジネスを構築

・世界中で新たに展開可能なグローバルブランド獲得のためのM&A

ⅴ) CSR(企業の社会的責任)活動の推進

「世界を良い方向に変えていく」をCSRステートメントとし、事業活動を通じて社会や人々の生活を豊かにして いくことを目指しています。

・取引先工場における労働環境モニタリングの継続実施

・素材生産工場での環境モニタリングをはじめとする、環境負荷低減を目指した取組み

・ダイバーシティ推進やワークライフバランス支援などの従業員施策を積極的に推進

・国内外における障がい者雇用の継続的な推進

・「全商品リサイクル活動」において、大規模な衣料回収と積極的な衣料支援を世界各国で実施

・バングラデシュにおけるソーシャルビジネスの運営  

 (5)その他、会社の経営上重要な事項 該当事項はありません。

- 7 -

(10)

4.連結財務諸表

(1)連結財政状態計算書

(単位:百万円)  

 

移行日

(平成24年9月1日)  

前連結会計年度

(平成25年8月31日)  

当連結会計年度

(平成26年8月31日)

資産      

流動資産      

現金及び現金同等物 266,023   296,708   314,049 売掛金及びその他の短期債権 22,607   37,933   47,428

その他の短期金融資産 1,672   2,461   9,119

棚卸資産 100,491   167,521   223,223

デリバティブ金融資産 -   113,641   99,125

未収法人所得税 10,628   8,980   11,951

その他の流動資産 7,291   10,291   12,139

流動資産合計 408,715   637,537   717,037

非流動資産      

有形固定資産 70,554   91,385   114,398

のれん 15,992   37,016   26,715

のれん以外の無形資産 27,199   52,838   46,968

長期金融資産 57,112   63,608   71,293

繰延税金資産 22,787   15,467   11,257

その他の非流動資産 2,036   3,353   4,636

非流動資産合計 195,682   263,670   275,270

資産合計 604,397   901,208   992,307

       

負債及び資本      

負債      

流動負債      

買掛金及びその他の短期債務 89,158   153,364   185,119

デリバティブ金融負債 22,625   -   1,012

その他の短期金融負債 9,405   9,450   12,696

未払法人所得税 28,394   26,760   32,750

引当金 9,789   11,420   16,154

その他の流動負債 16,219   16,583   25,462

流動負債合計 175,594   217,578   273,196

非流動負債      

長期金融負債 16,551   30,077   27,604

引当金(非流動) 4,167   5,818   7,694

繰延税金負債 3,985   49,752   37,387

その他の非流動負債 5,250   8,253   10,383

非流動負債合計 29,954   93,902   83,069

負債合計 205,548   311,481   356,265

(11)

 

(単位:百万円)  

 

移行日

(平成24年9月1日)  

前連結会計年度

(平成25年8月31日)  

当連結会計年度

(平成26年8月31日)

資本      

資本金 10,273   10,273   10,273

資本剰余金 6,296   6,859   9,803

利益剰余金 404,554   481,746   525,722

自己株式 △16,003   △15,851   △15,790

その他の資本の構成要素 △13,665   87,399   88,371 親会社の所有者に帰属する持分 391,456   570,428   618,381

非支配持分 7,392   19,298   17,660

資本合計 398,849   589,726   636,041

負債及び資本合計 604,397   901,208   992,307  

- 9 -

(12)

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 連結損益計算書

(単位:百万円)  

  注記

前連結会計年度

(自 平成24年9月1日 至 平成25年8月31日)

 

当連結会計年度

(自 平成25年9月1日 至 平成26年8月31日)

売上収益   1,142,971   1,382,935

売上原価   △577,826   △683,161

売上総利益   565,145   699,773

販売費及び一般管理費 5 △426,177   △549,195

その他収益 6 4,050   7,025

その他費用 6,8 △8,916   △27,200

営業利益   134,101   130,402

金融収益 7 22,269   6,001

金融費用 7 △638   △933

税引前利益   155,732   135,470

法人所得税費用   △48,257   △56,133

当期利益   107,474   79,337

         

当期利益の帰属        

親会社の所有者   104,595   74,546

非支配持分   2,879   4,790

合計   107,474   79,337

         

1株当たり当期利益        

基本的1株当たり当期利益(円) 9 1,026.68   731.51 希薄化後1株当たり当期利益(円) 9 1,025.75   730.81  

(13)

連結包括利益計算書

(単位:百万円)  

 

前連結会計年度

(自 平成24年9月1日 至 平成25年8月31日)

     

当連結会計年度

(自 平成25年9月1日 至 平成26年8月31日)

当期利益 107,474   79,337

       

その他の包括利益

純損益に振り替えられることのない項目  

純損益に振り替えられる可能性のある項目

-   -

売却可能金融資産 207   66

在外営業活動体の換算差額 19,462   8,402

キャッシュ・フロー・ヘッジ 84,405   △5,773

当期その他の包括利益合計 104,075   2,695

当期包括利益合計 211,550   82,033

       

当期包括利益合計額の帰属      

親会社の所有者 205,660   75,517

非支配持分 5,890   6,515

当期包括利益合計 211,550   82,033

 

- 11 -

(14)

(3)連結持分変動計算書

(単位:百万円)  

  資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式

その他の資本の構成要素 売却可能

金融資産

在外営業 活動体の 換算差額 平成24年9月1日残高 10,273 6,296 404,554 △16,003 524 -

連結累計期間中の変動額      

連結包括利益      

当期利益 - - 104,595 - - -

その他の包括利益 - - - - 207 16,452

連結包括利益合計 - - 104,595 - 207 16,452

所有者との取引額      

自己株式の取得 - - - △9 - -

自己株式の処分 - 421 - 161 - -

剰余金の配当 - - △27,504 - - -

株式報酬取引による増加 - 140 - - - -

企業結合による増加 - - - - - -

その他 - - 101 - - -

所有者との取引額合計 - 562 △27,403 152 - -

連結累計期間中の変動額合計 - 562 77,191 152 207 16,452 平成25年8月31日残高 10,273 6,859 481,746 △15,851 731 16,452  

(15)

                            

(単位:百万円)

 

その他の資本の構成要素

親会社の 所有者に 帰属する

持分

非支配 持分

資本合計 キャッシュ・

フロー・ ヘッジ

合計

平成24年9月1日残高 △14,189 △13,665 391,456 7,392 398,849

連結累計期間中の変動額      

連結包括利益      

当期利益 - - 104,595 2,879 107,474

その他の包括利益 84,405 101,065 101,065 3,010 104,075 連結包括利益合計 84,405 101,065 205,660 5,890 211,550

所有者との取引額      

自己株式の取得 - - △9 - △9

自己株式の処分 - - 583 - 583

剰余金の配当 - - △27,504 △891 △28,396

株式報酬取引による増加 - - 140 - 140

企業結合による増加 - - - 6,666 6,666

その他 - - 101 239 341

所有者との取引額合計 - - △26,688 6,015 △20,672 連結累計期間中の変動額合計 84,405 101,065 178,972 11,905 190,877 平成25年8月31日残高 70,215 87,399 570,428 19,298 589,726  

- 13 -

(16)

 

(単位:百万円)  

  資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式

その他の資本の構成要素 売却可能

金融資産

在外営業 活動体の 換算差額 平成25年9月1日残高 10,273 6,859 481,746 △15,851 731 16,452

連結累計期間中の変動額      

連結包括利益      

当期利益 - - 74,546 - - -

その他の包括利益 - - - - 66 6,583

連結包括利益合計 - - 74,546 - 66 6,583

所有者との取引額      

自己株式の取得 - - - △25 - -

自己株式の処分 - 471 - 86 - -

剰余金の配当 - - △30,571 - - -

株式報酬取引による増加 - 746 - - - -

支配継続子会社に対する持 分変動

- 1,726 - - - -

その他 - - - - - -

所有者との取引額合計 - 2,944 △30,571 60 - - 連結累計期間中の変動額合計 - 2,944 43,975 60 66 6,583 平成26年8月31日残高 10,273 9,803 525,722 △15,790 798 23,035  

(17)

(単位:百万円)

 

その他の資本の構成要素

親会社の 所有者に 帰属する

持分

非支配 持分

資本合計 キャッシュ・

フロー・ ヘッジ

合計

平成25年9月1日残高 70,215 87,399 570,428 19,298 589,726

連結累計期間中の変動額      

連結包括利益      

当期利益 - - 74,546 4,790 79,337

その他の包括利益 △5,679 971 971 1,724 2,695 連結包括利益合計 △5,679 971 75,517 6,515 82,033

所有者との取引額      

自己株式の取得 - - △25 - △25

自己株式の処分 - - 558 - 558

剰余金の配当 - - △30,571 △633 △31,204

株式報酬取引による増加 - - 746 - 746

支配継続子会社に対する持 分変動

- - 1,726 △7,813 △6,086

その他 - - - 293 293

所有者との取引額合計 - - △27,565 △8,152 △35,718 連結累計期間中の変動額合計 △5,679 971 47,952 △1,637 46,314 平成26年8月31日残高 64,536 88,371 618,381 17,660 636,041  

- 15 -

(18)

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)  

 

前連結会計年度

(自 平成24年9月1日 至 平成25年8月31日)

 

当連結会計年度

(自 平成25年9月1日 至 平成26年8月31日)

税引前利益 155,732   135,470

減価償却費およびその他の償却費 23,607   30,808

減損損失 5,068   23,960

貸倒引当金の増減額(△は減少) △258   △24

その他の引当金の増減額(△は減少) 2,298   2,703

受取利息及び受取配当金 △601   △897

支払利息 638   933

為替差損益(△は益) △21,667   △5,104

固定資産除却損 519   391

売上債権の増減額(△は増加) △11,070   △7,489

棚卸資産の増減額(△は増加) △51,426   △45,627

仕入債務の増減額(△は減少) 46,911   10,420

その他の資産の増減額(△は増加) △4,326   △6,552

その他の負債の増減額(△は減少) 11,395   25,958

その他収支 △1,878   1,265

小計 154,940   166,216

利息および配当金の受領額 598   896

利息の支払額 △642   △938

法人税等の支払額 △65,795   △65,534

法人税等の還付額 10,375   9,954

営業活動によるキャッシュ・フロー 99,474   110,595

       

定期預金の増減額(△は増加) -   △2,156

有形固定資産の取得による支出 △27,668   △41,414

有形固定資産の売却による収入 280   1,399

無形資産の取得による支出 △4,070   △7,525

無形資産の売却による収入 0   -

敷金及び保証金の増加による支出 △5,205   △6,982

敷金及び保証金の回収による収入 2,126   841

建設協力金の増加による支出 △2,736   △2,892

建設協力金の回収による収入 1,706   1,895

預り保証金の増加による収入 85   180

預り保証金の減少による支出 △330   △295

新規連結子会社取得による支出 △26,771   -

その他 0   626

投資活動によるキャッシュ・フロー △62,584   △56,323

 

(19)

 

(単位:百万円)  

 

前連結会計年度

(自 平成24年9月1日 至 平成25年8月31日)

 

当連結会計年度

(自 平成25年9月1日 至 平成26年8月31日)

短期借入金の純増減額(△は減少) △1,722   862

長期借入れによる収入 16,640   -

長期借入金の返済による支出 △7,474   △3,826

配当金の支払額 △27,507   △30,574

非支配持分への配当金の支払額 △891   △633

リース債務の返済による支出 △3,298   △3,656

非支配持分からの子会社持分取得による支出 -   △6,026

その他 28   △205

財務活動によるキャッシュ・フロー △24,226   △44,060

       

現金及び現金同等物に係る換算差額 18,020   7,129

現金及び現金同等物の増減額 30,684   17,340

現金及び現金同等物期首残高 266,023   296,708

現金及び現金同等物期末残高 296,708   314,049

 

- 17 -

(20)

(5)継続企業の前提に関する注記 該当事項はありません。

(21)

(6)連結財務諸表に関する注記事項 1.報告企業

株式会社ファーストリテイリング(以下「当社」という。)は日本国に所在する企業であります。当社の登記さ れている本社および主要な事業所の所在地は、ホームページ(http://www.fastretailing.com/jp/)で開示してお ります。

当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)の主な活動はユニクロ事業(「ユニクロ」ブランドの国 内・海外におけるカジュアル衣料品販売事業)、セオリー事業及びジーユー事業(国内・海外における衣料品の企 画、販売事業)などであります。

当社グループの最終的な親会社は当社であり、当社の親会社は存在しません。  

2.作成基礎

(1)IFRSに準拠している旨及び初度適用に関する事項

当社グループの連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2の「特定会社」の要件をすべて満たすことか ら、連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準審議会によって公表された国際会計基準(以下

「IFRS」)に準拠して作成しております。

当社グループは、平成26年8月31日に終了する連結会計年度からIFRSを初めて適用しており、IFRSへの移行日

(以下、移行日)は平成24年9月1日となります。移行日及び比較年度において、IFRSへの移行が当社グループ の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は「11.初度適用」に記載しております。早 期適用していないIFRS及びIFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下、IFRS第1号)の規定により認め られた免除規定を除き、当社グループの会計方針は平成26年8月31日において有効なIFRSに準拠しております。 適用した免除規定については、「3.重要な会計方針」に記載しております。

 

(2)測定の基礎

連結財務諸表は、重要な会計方針に記載されているとおり、公正価値で測定されている特定の資産、負債及び 金融商品を除き、取得原価により測定し、作成しております。

 

(3)機能通貨および表示通貨

当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、単位を百万円としてお ります。また、百万円未満を切り捨てて表示しております。

 

(4)重要な判断及び不確実性の見積りの主要な源泉

IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の 金額に影響を及ぼす判断、見積り、仮定を行うことが義務付けられております。実際の業績は、これらの見積り とは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積り を見直した会計期間及び将来の会計期間において認識しております。

 

- 19 -

(22)

見積り及び仮定のうち、当社グループの連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は 以下のとおりであります。

 

・固定資産の耐用年数

・減損テストに係る資金生成単位の回収可能価額

・繰延税金資産の回収可能性

・棚卸資産の評価

・営業債権その他の受取勘定の回収可能性

・引当金の会計処理と評価

・金融商品の評価

・株式報酬の公正な評価単価

・偶発負債の将来の経済的便益の流出の可能性  

3.重要な会計方針 (1)連結の基礎

子会社とは、当社により支配されている企業(組成された事業体を含む)をいいます。当社グループが企業 への関与により生じる変動リターンにさらされている、または変動リターンに対する権利を有している場合 で、その企業に対するパワーにより、当該変動リターンに影響を与えることができる場合には、当社グループ はその企業を支配しています。子会社の財務諸表は、支配獲得日から支配を喪失する日までの間、当社グルー プの連結財務諸表に含まれております。

子会社の財務諸表は親会社と統一された会計方針を適用しております。

当社グループ内の債権債務残高及び取引、並びに当社グループ内取引によって発生した未実現損益は、連結 財務諸表の作成に際して消去しております。

迅銷(中国)商貿有限公司、Theory Shanghai International Trading Co., Ltd.、優衣庫商貿有限公司、 迅銷(上海)企業管理諮詢有限公司、FAST RETAILING (SHANGHAI) TRADING CO., LTD.、GU (Shanghai) Trading Co.,Ltd.、Comptoir des Cotonniers (Shanghai) Trading Co.,Ltd.、PRINCESSE TAM.TAM

(SHANGHAI)TRADING CO., LTD.及びLLC UNIQLO (RUS)の子会社の決算日は12月31日ですが、連結決算日現在で 実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。その他の子会社の財務諸表は親会社と同一の報告期間 について作成されています。

子会社持分を一部処分した際、支配が継続する場合には、資本取引として会計処理しております。 非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識さ れております。

包括利益は非支配持分が負となる場合であっても親会社の所有者と非支配持分に帰属させております。 当連結会計年度末における連結子会社の数は112社であります。

 

(23)

(2)企業結合

企業結合は取得法を用いて会計処理しております。取得対価は、被取得企業の支配と交換に譲渡した資産、引 き受けた負債及び当社が発行する資本性金融商品の取得日の公正価値の合計として測定されます。取得対価が識 別可能な資産及び負債の公正価値を超過する場合は、連結財政状態計算書においてのれんとして計上しておりま す。反対に下回る場合には、直ちに連結損益計算書において収益として計上しております。発生した取得費用は 費用として処理しております。なお、支配獲得後の非支配持分の追加取得については、資本取引として会計処理 しており、当該取引からのれんは認識しておりません。

被取得企業の偶発負債は、それが現在の債務であり、過去の事象から発生したもので、かつその公正価値を信 頼性をもって測定できる場合に限り、企業結合において認識されております。

当社グループは、非支配持分を公正価値で測定するか、又は識別可能な純資産の認識金額の比例持分で測定す るかを個々の取引ごとに選択しています。

企業結合の当初の会計処理が、企業結合が発生した報告日までに完了していない場合には、完了していない項 目を暫定的な金額で報告しております。取得日時点に存在していた事実と状況を取得日当初に把握していたとし たら、認識される金額の測定に影響を与えていたと判断される期間(以下、測定期間)に入手した場合、その情 報を反映して、取得日に認識した暫定的な金額を遡及的に修正しております。この新たに得た情報が、資産と負 債の新たな認識をもたらす場合には、追加の資産と負債を認識しております。測定期間は最長で1年間でありま す。

当社グループは選択適用が可能であるIFRS第1号の免除規定を採用し、平成24年9月1日より前の企業結合に 関して、IFRS第3号「企業結合」を遡及適用しておりません。即ち、移行日現在の従前の会計基準(日本基準) に従ったのれんの帳簿価額を、開始連結財政状態計算書におけるのれんの帳簿価額として表示しております。  

(3)外貨換算

① 外貨建取引の換算

外貨建取引は、取引日における為替レートで各社の機能通貨に換算しております。外貨建貨幣性項目は、報 告日の為替レートで機能通貨に換算しております。外貨建貨幣性項目の換算差額はその期間の損益として認識 しております。

外貨建ての取得原価により測定する非貨幣性項目は、取引日の為替レートで機能通貨に換算しております。 外貨建ての公正価値により測定する非貨幣性項目は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に 換算しております。非貨幣性項目の為替換算差額は、非貨幣性項目に係る利得又は損失をその他の包括利益に 認識する場合には、当該利得又は損失の為替部分はその他の包括利益に認識し、非貨幣性項目に係る利得又は 損失を純損益に認識する場合には、当該利得又は損失の為替部分は純損益で認識しております。

 

② 在外営業活動体の換算

当社グループの在外営業活動体の資産および負債は期末日の為替レートで円貨に換算し、収益および費用は 期中平均為替レートで円貨に換算しております。換算により生じた差額は、その他の包括利益で認識しており ます。在外営業活動体が処分された場合には、当該在外営業活動体に関連する累積換算差額を処分した期の損 益として認識しております。

なお、当社グループは、IFRS第1号の免除規定を採用し、移行日に存在していた累積換算差額を利益剰余金 に振り替えております。

 

(4)金融商品

デリバティブ金融商品

当社グループは、為替リスクをヘッジするために、為替予約を利用しております。このデリバティブは、契 約が締結された時点の公正価値で当初測定され、その後も公正価値で再測定しております。

デリバティブの公正価値変動額は連結損益計算書において損益として認識しております。ただし、キャッシ ュ・フロー・ヘッジの有効部分は連結包括利益計算書においてその他の包括利益として認識しております。  

- 21 -

(24)

当社グループは、ヘッジ開始時に、ヘッジ会計を適用しようとするヘッジ関係並びにヘッジを実施するに当 たってのリスク管理目的及び戦略について、公式に指定及び文書化を行っております。当該文書は、具体的な ヘッジ手段、ヘッジ対象となる項目又は取引並びにヘッジされるリスクの性質及びヘッジされたリスクに起因 するヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動に対するエクスポージャーを相殺するに際してのヘ ッジ手段の公正価値変動の有効性の評価方法などを含んでおります。これらのヘッジは、公正価値又はキャッ シュ・フローの変動を相殺する上で非常に有効であることが見込まれますが、ヘッジ指定を受けたすべての財 務報告期間にわたって実際に非常に有効であったか否かを判断するために、継続的に評価しております。  

当社グループは、為替予約をキャッシュ・フロー・ヘッジとして指定しており、以下のように会計処理して おります。

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

デリバティブを、認識済み資産・負債、または損益に影響を与え得る発生可能性の非常に高い予定取引に関 連する特定のリスクに起因するキャッシュ・フローの変動をヘッジするためのヘッジ手段として指定した場 合、デリバティブの公正価値の変動のうちヘッジ有効部分は、「キャッシュ・フロー・ヘッジ」として、その 他の資本の構成要素に含めております。キャッシュ・フロー・ヘッジの残高は、ヘッジ対象のキャッシュ・フ ローが損益に影響を及ぼす期間と同一期間において、連結包括利益計算書においてその他の包括利益から控除 し、ヘッジ手段と同一の項目で損益に振り替えられております。デリバティブの公正価値の変動のうちヘッジ 非有効部分は、即時に損益で認識しております。ヘッジ対象が非金融資産又は非金融負債の認識を生じさせる ものである場合には、その他の包括利益として認識されている金額は、非金融資産又は非金融負債の当初の帳 簿価額の修正として処理しております。

 

予定取引又は確定約定の発生がもはや見込まれない場合には、従来その他の包括利益を通じて資本として認 識していた累積損益を損益に振り替えております。ヘッジ手段が失効、売却、又は他のヘッジ手段への入替え や更新が行われずに終了又は行使された場合、若しくはヘッジ指定を取り消された場合には、従来その他の包 括利益を通じて資本として認識されていた金額は、予定取引又は確定約定が発生するまで引き続き資本に計上 しております。

 

デリバティブ以外の金融商品

① 当初認識及び測定

すべての通常の方法での金融資産の購入又は売却(市場の規制又は慣行により定められている期間内での 資産の引渡しを要求する金融資産の購入又は売却)は、約定日において、認識もしくは認識の中止を行い、 当初は公正価値に取引費用を加算した金額で測定されます。

金融資産は、以下の3つのカテゴリーに分類しております。

・純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

・貸付金及び債権

・売却可能金融資産

この分類は、金融資産の性質と目的に依存し、当初の認識時に決定されます。  

② 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

金融資産が、トレーディング目的保有又は純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定された場 合、「純損益を通じて公正価値で測定する金融資産」に区分されます。

 

(25)

(c)1つ以上の組込みデリバティブを含む契約の一部を形成している(IAS第39号は、完全な結合契約(資 産又は負債)を、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定することを認めている)。  

「純損益を通じて公正価値で測定する金融資産」に指定された金融資産は、公正価値で測定され、関連す る変動は損益として認識されております。上記を含め、認識された損益は、配当収益、利息収益又は評価損 益として連結損益計算書に認識されております。

 

③ 貸付金及び債権

活発な市場で値付けされていない貸付金、売上債権、その他の債権は、「貸付金及び債権」に分類されて おります。「貸付金及び債権」は、実効金利法を適用した償却原価から減損損失を控除して測定されており ます。受取利息は、原則として、実効金利法を適用して認識しております。

 

④ 売却可能金融資産

デリバティブ以外の金融資産のうち、「売却可能金融資産」に指定されたもの、又は「純損益を通じて公 正価値で測定する金融資産」、もしくは「貸付金及び債権」のいずれにも分類されないものは「売却可能金 融資産」に分類されております。

 

市場で取引されている売却可能な上場株式は、公表市場価格で測定されます。非上場株式については、合 理的な方法により公正価値で測定されます。公正価値の変動から生じる損益は、その他の包括利益として認 識されます。一方、減損損失及び貨幣性資産に係る外貨換算損益は、例外的に損益として認識されます。  

金融資産の認識が中止された場合、又は減損損失が認識された場合には、当該時点まで累積その他の包括 利益として認識していた損益は、その期間の損益に振替えられます。

 

売却可能金融資産に係る配当は、当社グループの配当を受け取る権利が確定した時点で、損益として認識 いたします。外貨建の売却可能金融資産の公正価値は、外貨で決定され、報告日の為替レートで換算されま す。外貨建て貨幣性資産の為替レート変動の影響は為替差損益に、その他の外貨建て売却可能金融資産の為 替レート変動の影響は、その他の包括利益で認識されます。

 

⑤ 金融資産の減損

「純損益を通じて公正価値で測定する金融資産」以外の金融資産は、IAS第39号に基づき、各報告日ごと に減損の客観的証拠の有無を評価しております。金融資産は、金融資産の当初の認識以降に発生する1つ以 上の事象の結果として当該金融資産の見積将来キャッシュ・フローが影響を受けているという客観的な証拠 がある場合には、減損損失が認識されます。

 

「売却可能金融資産」に分類された上場及び非上場株式については、著しく、又は長期に公正価値が取得 原価を下回ることは、減損の客観的な証拠とみなされます。売却可能金融資産に分類された償還可能証券、 ファイナンス・リース債権を含むすべてのその他の金融資産に関する減損の客観的な証拠には、以下の項目 が含まれます。

(a)発行者又は関係者の重大な財政状態の悪化 (b)利息又は元本支払の債務不履行、延滞

(c)発行者が破産する又は財政的再編成を行う可能性が高い  

売上債権等の特定の分野の金融資産については、個々には減損していなくても、全体的な減損の評価が行 われます。債権のポートフォリオの減損の客観的な証拠には、債権の債務不履行に関連する国又は地方の経 済状況の変化、及び平均信用供与期間を超えたポートフォリオにおける支払遅延の増加等が含まれます。  

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(26)

償却原価で評価される金融資産については、減損損失の金額は、「資産の帳簿価額」と「金融資産の当初 の実効金利で割り引いた見積将来キャッシュ・フローの現在価値」との差額であります。金融資産の帳簿価 額は、貸倒引当金を用いて減損損失が計上される売上債権等を除いて、減損損失額を直接減額いたします。 売上債権等は回収期日を変更した債権も含め、回収不能と判断される場合には貸倒引当金が設定され、その 後債権が放棄された場合及び回収された場合には貸倒引当金を減額いたします。貸倒引当金の変動は使用に よる減少を除き損益として認識されます。売却可能金融資産を除いて、その後の期間で、減損損失の金額が 減少し、減少が減損損失認識後に発生した事象に客観的に関連している場合には、以前に認識した減損損失 は、減損損失を戻し入れた後の投資の帳簿価額が減損損失を認識しなかった場合の償却原価を超えない範囲 で損益を通して戻し入れます。

 

売却可能金融資産に関しては、以前に損益で認識した減損損失は、損益を通して戻すことはできません。 減損後の公正価値の変動は、追加の減損が生じない限りその他の包括利益を通して認識されます。  

⑥ 金融資産の認識の中止

当社グループは、金融資産からのキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅する、又は当社グルー プが金融資産の所有のリスクと経済価値のほとんどすべてを移転する場合にのみ金融資産の認識を中止いた します。当社グループが、移転した当該金融資産に対する支配を継続している場合には、継続的関与を有し ている範囲において、資産と関連する負債を認識いたします。

 

デリバティブ以外の資本性金融商品及び金融負債

① 資本性金融商品(株式)

資本性金融商品は、企業のすべての負債を控除した後の資産に対する残余持分の所有権を表す契約であり ます。

 

② 金融負債

金融負債は、「純損益を通じて公正価値で測定する金融負債」又は「その他の金融負債」のいずれかに分 類されます。

 

③ 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

金融負債が、トレーディング目的保有又は「純損益を通じて公正価値で測定する金融負債」に指定された 場合、「純損益を通じて公正価値で測定する金融負債」に区分されます。

 

金融負債は、以下のいずれかの場合に、トレーディング目的保有に分類されます。 (a)主として短期間に売却又は買戻しを行う目的で取得又は発生させたもの

(b)当初認識時において、まとめて管理され、かつ、最近における実際の短期的な利益獲得のパターンの証 拠がある識別されたポートフォリオの一部であるもの

(c)デリバティブ(金融保証契約又は指定された有効なヘッジ手段であるデリバティブを除く)  

トレーディング目的で保有する金融負債以外の金融負債は、以下のいずれかであれば、当初認識で「純損 益を通じて公正価値で測定する金融負債」に指定される可能性があります。

(a)その指定が、起きるであろう測定又は認識の矛盾(会計上のミスマッチ)を消し去るか、又は大幅に減 少する。

(b)金融負債が、当社グループの文書化されたリスク管理又は投資戦略にしたがって管理され、その業績が

(27)

④ その他の金融負債

借入金を含むその他の金融負債は、取引費用控除後の公正価値で当初測定されます。当初認識後は、実効 金利法を使用した償却原価で測定され、支払利息は、実効金利法で認識されます。

 

⑤ 金融負債の認識の中止

当社グループは、金融負債が消滅した時、すなわち、契約中に特定された債務が免責、取消し、又は失効 となった時に、金融負債の認識を中止いたします。

 

⑥ 金融商品の公正価値

各報告日現在で活発な金融市場において取引されている金融商品の公正価値は、市場における公表価格又 はディーラー価格を参照しております。

活発な市場が存在しない金融商品の公正価値は、適切な評価技法を使用して算定しております。  

⑦ 金融商品の相殺

金融資産と金融負債は、認識された金額を相殺する強制可能な法的権利が現時点で存在し、かつ純額ベー スで決済するか又は資産を実現すると同時に負債を決済する意図が存在する場合にのみ相殺し、連結財政状 態計算書において純額で計上しております。

 

(5)現金及び現金同等物

現金及び現金同等物とは、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動 について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する流動性の高い短期投資からなっ ております。

 

(6)棚卸資産

棚卸資産は、原価又は正味実現可能価額のいずれか低い額で評価しており、原価の算定にあたっては、主とし て加重平均法を採用しております。また、正味実現可能価額は、通常の事業の過程における見積売価から、販売 に要する見積費用を控除して算定しております。

 

(7)有形固定資産(リース資産は除く)

① 認識及び測定

有形固定資産の測定においては原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控 除した帳簿価額で表示されております。取得原価には、資産の取得に直接付随する支出と、解体、除去及び設 置していた場所の原状回復費用が含まれております。

 

② 償却

土地及び建設仮勘定以外の資産の減価償却費は、以下の主な見積耐用年数にわたり、定額法で計上されま す。

建物及び構築物 3~50年

器具備品及び運搬具 5年

見積耐用年数、残存価額及び減価償却方法は、将来に反映される見積りの変動の影響を考慮して、各連結会 計年度末に見直されます。

 

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参照

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